パイプラインのバランス
2012/8/21 (火)こんにちは
8月になりお盆も過ぎました。
日本列島は連日猛暑の日が続きますが、
皆様のところはいかがでしょうか。
宮地牧場の近況報告ですが、
今年の一番牧草の収穫作業は、6月15日から始まりました。
しかし、2日間やってから天気が崩れ、しばらくお休みです。
そして、7月に入り、途中で機械の故障などもありましたが、
やっと7月20日に1番牧草の収穫がすべて終わりました。

自然相手の農業は、人間の思うようにはいきませんが、
それでも雨は植物や動物にとってなくてはならないもの、
草木は恵みの雨に生き生きしているような気がします。

牧草作業の途中では、エゾシカが飛び出してきたりします。

キタキツネもやってきます。
人間にとっては、餌を食べられたり子牛をかじられたりと、
いろいろと厄介なこともある動物たちですが、それでも
自然と共存をしていることを実感させてくれる動物たちです。
![]()
さて、今回の話題は「パイプラインのバランス」についてです。
宮地牧場では、搾られた牛乳は、牛舎内のパイプラインを通して
牛乳処理室という場所にある貯乳タンクに集められます。
その牛乳のバランスをとるため、パイプラインのバランスをとります。
このように、2つのデバイスでパイプを挟む形で固定します。
これだけでOKです。
![]()
また牛乳だけでなく、このパイプラインは牛乳を搾った後の洗浄水も
流れるので、バランスをとることは重要です。
宮地牧場では、パイプラインの洗浄には、100%植物性の
自然環境に還元する性質の中性洗剤を使っています。
この洗剤は、洗剤と一緒に落とした汚れも有機分解し、
完全に自然界に還元されるすぐれたのもです。
ところが通常、牛乳のパイプラインの洗浄には、
牛乳専用の強力なアルカリ洗剤と酸性洗剤を組み合わせて
使用し、搾乳前には殺菌剤で洗浄する方法が一般的です。
しかし、その洗浄水が排水されると、自然環境を汚染する
大きな原因となってしまいます。
バランス技術と良質の洗剤の組み合わせで宮地牧場は
自然と共存する酪農を追究してゆきます。

生活の知恵コーナー
さて今回は、「下痢対策」です。
2通りの対策をご紹介いたします。
その1
正座をして、右足はそのままで、左足だけを伸ばして前に出す。
鼻呼吸で15秒以上そのままの状態でいる。

その2
急性の下痢は、少しだけ温めた牛乳を飲む。
どちらも簡単ですので、ぜひご活用ください。
![]()
北海道は、一時期猛暑の日がありましたが、
このところ天気が悪く、気温もあまりあがりません。
農作業も一部で滞っているものもあります。
そして、お盆が過ぎれば北海道は秋の気配が
漂い始めます。
とはいっても、
日差しの強い日中は、
牛たちはみんな木陰で休んでいます。
皆様も、暑さで大変だとは思いますが、
くれぐれも体調管理に気を付けて、
元気にお過ごしください。
次回のテーマは、「バランス技術の応用」と
生活の知恵コーナーでは「不眠対策」です。
それでは、また
![]()




One Response to “パイプラインのバランス”
By ドクターマーチン ブーツ メンズ on 2014/4/5 (土)
ガガミラノ 人気夏ムード全開